なんと、この「地球の生命」が持つアミノ酸は「特別な比率」だった…地球に飛来した「マーチソン隕石」が、生命科学者に投じた衝撃の波紋
何をもってして「生命」とするのか「非生命」とするのか……アストロバイオロジーの先駆者である小林憲正氏(横浜国立大学名誉教授)に聞く「生命と非生命のあいだ」。地球生命はまだ大きな謎を抱えている。それは「アミノ酸の種類」である。後編では、地球生命が使う「特別」なアミノ酸がどのようにしてできたのか、実際に飛来したマーチソン隕石の分析結果と比較しながら、小林氏に解説してもらった。