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2024年5月、経済産業省の有識者会議により、今後のエネルギー政策の在り方を定める「第7次エネルギー基本計画」の改定論議がスタートした。国際的な脱炭素の要請が強まる一方で、地政学的リスクの高まりによりエネルギーの安定調達が揺らいでおり、その中で日本が中長期的にどのような電源構成を目指すのかが注目される。重要な論点の一つとなりそうなのが、LNG(液化天然ガス)の位置付けだ。
エネルギー基本計画の議論の方向性と、LNGに期待される役割、カーボンニュートラルに向けたe-メタンの可能性などについて、ガスエネルギー新聞常務取締役編集長の大坪信剛氏に聞いた。