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戦争を知らない世代が描く沖縄80年の「声」と現代の若者たちのリアル…『月ぬ走いや、馬ぬ走い』書評

21歳の新星・豊永浩平が、戦争末期から現在まで約80年にわたる沖縄の歴史を描いた群像新人文学賞受賞作『月ぬ走いや、馬ぬ走い(ちちぬはいや、うんまぬはい)』(講談社)が話題だ。戦時中の日本兵から今の沖縄に生きる中高生まで、時空を超えた多彩な「語り」で紡がれる本書について、書店員の竹田勇生さんに書評を寄せていただいた。

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