認知症の大統領を描く小説 【沼野恭子✕リアルワールド】 24.11.2024 03:34 Kyodo 最近翻訳された『ウラジーミルPの老年時代』(訳・梅村博昭、出版・共和国)という小説を興味深く読んだ。無名に近いマイケル・ホーニグという英語作家による、2030年代のロシアを舞台にした近未来小説である。 ウラジーミルP…