75歳からのがん治療 ~がんと年齢の深い関係~
がんに罹患する方の半数近くを75歳以上の方が占めています。75歳というのは、日常生活に制限がなく過ごすことのできる期間、健康寿命とされる年齢です。個人差がありますので一律にとは言えませんが、おおよそ75歳を超えると、がんへの対応は、治療の効果と心身への負担のバランスを取りながら考えていくことが大事になります。高齢の方ががん治療を選ぶ際に知っていただくと役立つ情報をまとめた一冊『5歳からのがん治療 「決める」ために知っておきたいこと』より、役立つ章をピックアップしてお届けします。