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【飛び立つミャンマー】高橋昭雄東大教授の農村見聞録(29)

【飛び立つミャンマー】高橋昭雄東大教授の農村見聞録(29)

 2015年7月中旬から断続的に降り続く雨により、ミャンマーは未曽有の大洪水に見舞われている。08年5月のサイクロン・ナルギスは、14万人の命を奪った、ミャンマー最大の自然災害と言われているが、今回の洪水は死者こそ100人余りと少ないものの、14ある州管区のうち12に被害がおよび、被災面積はナルギスを凌駕(りょうが)する。国内外の調査機関によると、8月末までに160万の人々と40万の家屋が罹災(りさい)し、140万エーカー(1エーカーは約0.4ヘクタール)の農地が破壊され、うちコメを中心とする立毛中の作物被害面積は100万エーカーにおよび、2万頭の役牛が失われたという。

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