【トップの素顔】是枝伸彦(15)生かされ 一業を成す
ミロク経理は伝票会計システムを販売していましたが、それだけでは10年後に目標としている売上高100億円はほど遠いだろうし、私は新規ビジネスをするために転職したこともあって、もっと時代の流れをつかんで伝票会計をベースにしたデータ処理事業へ移行すべきだろうと考えるようになっていきました。それを実現するための必須アイテムはコンピューターだろうという直感がありました。情報化の波を感じていましたから、日本にはコンピューターの時代が必ず到来すると確信していました。