【スポーツｉ．】中国、競技人口拡大で一大産業育成

　先月８月２２日から、中国・北京市で開催された世界陸上。会場となったのは、２００８年北京五輪の主会場となった北京国家体育場、通称「鳥の巣」である。６月には屋内施設全面禁煙をＰＲすべく、巨大な禁煙マークのバナーで覆われた姿がニュースでも取り上げられていたが、五輪開催以降、まさに鳥の巣状態にあり、閑古鳥が鳴いていたナショナルスタジアムが、２００以上の国や地域から集まった約２０００人のアスリートたちによって、再び世界の注目を浴び歓声に沸き立った。