中国、創薬ベンチャー続々 先駆の杜氏「最大市場の一角担いたい」
中国のバイオテクノロジーといえば、約15年前までは主にジェネリック医薬品(後発薬)の製造か大学の研究所に関連したものだった。だが最近、中国政府が経済5カ年計画で先端分野の一つであるバイオ産業に力を入れる姿勢を明確に打ち出したことと、「海亀族」と呼ばれる海外から帰国した有能で経験豊富な科学者が増えたことが相まって、糖尿病からがん治療まで、ありとあらゆる方面の研究を行うスタートアップが続々と誕生している。
中国のバイオテクノロジーといえば、約15年前までは主にジェネリック医薬品(後発薬)の製造か大学の研究所に関連したものだった。だが最近、中国政府が経済5カ年計画で先端分野の一つであるバイオ産業に力を入れる姿勢を明確に打ち出したことと、「海亀族」と呼ばれる海外から帰国した有能で経験豊富な科学者が増えたことが相まって、糖尿病からがん治療まで、ありとあらゆる方面の研究を行うスタートアップが続々と誕生している。