消費回復は賃金上昇カギ 7月統計 支出マイナスも失業率低水準
7月の主要経済統計が30日、出そろった。消費支出は5カ月連続のマイナスだったが、人手不足を背景に完全失業率は21年2カ月ぶりの低水準になった。今後、消費は緩やかに回復するとみられるものの、力強さを取り戻すには、賃金上昇が幅広い分野で進むかがカギをにぎりそうだ。
7月の主要経済統計が30日、出そろった。消費支出は5カ月連続のマイナスだったが、人手不足を背景に完全失業率は21年2カ月ぶりの低水準になった。今後、消費は緩やかに回復するとみられるものの、力強さを取り戻すには、賃金上昇が幅広い分野で進むかがカギをにぎりそうだ。