【テクノNavi】竹中工務店、つり天井システム 軽量化で人的被害最小限に
日本列島が地震の活動期にあり、南海トラフ巨大地震の発生も想定され、地震にともなう建物のつり天井の落下事故への対応が課題となっているなか、竹中工務店は天井ボードに軽量素材の採用や構成部材を大幅に削減するなどしたつり天井システム「Lite-Safe(ライト・セーフ)」を開発した。国が耐震対策として一定規模の施設に義務づけている「特定天井」の仕様と比べて、短工期・低コストの施工を可能にした。
日本列島が地震の活動期にあり、南海トラフ巨大地震の発生も想定され、地震にともなう建物のつり天井の落下事故への対応が課題となっているなか、竹中工務店は天井ボードに軽量素材の採用や構成部材を大幅に削減するなどしたつり天井システム「Lite-Safe(ライト・セーフ)」を開発した。国が耐震対策として一定規模の施設に義務づけている「特定天井」の仕様と比べて、短工期・低コストの施工を可能にした。