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【書評】『黄金の時刻の滴り』辻邦生・著 12作家の創作根源に迫る一冊

 著者が愛する12人の作家(マン、ヘミングウェー、モーム、カフカ、ディキンスン、スタンダール、ゲーテ、チェーホフ、リルケ、ウルフ、トルストイ、漱石)の創作の根源に迫ろうと、「インタビュー」の形式を借りて、想像力豊かに紡がれた12編の短編小説集。単行本の刊行は1993年。

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