「出世・金儲けしたいなら修養せよ」少年たちの心を掴んだ修養主義
ノンフィクション作家・魚住昭氏が極秘資料をひもとき、講談社創業者・野間清治の波乱の人生と、日本の出版業界の黎明を描き出す大河連載「大衆は神である」。関東大震災のルポ『大正大震災大火災』が飛ぶように売れ、大正デモクラシーの終焉は出版界の台頭と重なることになった。そこに登場したのが、マルクス主義と並び支持を得た「修養主義」だった。