自社の「30年後のあるべき姿」をどう描く? 適切な情報開示に必要な「マテリアリティ」の見極め方サステナビリティ経営の鍵を握る「ガバナンス」とステークホルダーとの「対話力」(後編) - ニュース・経営
企業価値の源泉が有形資産から無形資産にシフトし、見えざる財についての情報開示の要請が強まっている。その中で、企業は自社の価値や独自性を的確に捉え、目指す姿を描き、それらを世界のステークホルダーに伝えるために、今何をすべきか。中長期的な企業価値の向上をテーマに、企業報告に関わる調査研究や提言を25年以上行ってきた芝坂佳子企業報告研究所代表の芝坂佳子氏に聞いた。
日本企業の情報開示についての課題を指摘した前編に続き、後編となる今回は、ESG情報開示のベースとなるマテリアリティの捉え方、検討のためのマテリアリティ分析、その結果としてのマテリアルな課題の見極めと内容の説明、これらを用いたステークホルダーとの対話を通じたサステナビリティ経営の実現について解説する。