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インターネットのないソ連の子供時代

2. 収集と交換

自動車模型の収集家、1968年=ボリス・ウシマイキン/ロシア通信

 あらゆる年齢の子どもが何かを収集していた。これは遊びというよりも、家で何かを集めるというのが暗黙の決まりのようになっていて、”くだらないもの”の山をつくっては、親に文句を言われていた。たとえば、犬、列車、自動車、兵器、童話やアニメのキャラクターの転写絵。自尊心のある子ども収集家の部屋には、扉、窓、扉の枠などに絵が貼られていた。ところで、このような絵はどうやってもはがれない。  絵以外に、切手や珍しい硬貨も収集していた。同じ収集品を2つ持っている時は、交換もしていた。

 

4. ゴムとび

ゴムとび=ussr-kruto.ru

 男子が応用美術に取り組み、ナイフを研いでいる間、女子は当時人気だったゴムとびをしていた。遊びには3人の女子と、太くて長いゴムが必要だった。2人はゴムの中に入って伸ばし、3人目がとんだ。さまざまな高さでとんでいた。最初はくるぶし、次にひざ、股、腰と。上手になると、耳の高さでもとべた。とぶのに失敗すると、ゴム持ちと交代する。長いゴムを誰かが持っていると、中庭全体を使ってとぶこともできた。

 

6. スライド・フィルム

1984年、小学生はスライド・フィルムを見ている。/セルゲイ・エディシェラシヴィリ/タス通信

 みんなの大好きな伝説的な子ども番組「おやすみ、子どもたち!」が終わると、厳しい親は子どもをすぐに寝させた。少し年が上になると、本を読んだり、暗闇でスライド・フィルムを見たりすることを許された。

 スライド・フィルムは写真フィルムに似ている。色彩豊かな本のイラストを撮影したフィルムを、スライド映写機に入れて見るものである。スライド・フィルムを見るのは一大作業である。スクリーンの代わりに棚や壁に白いシーツをかけ、本を重ねた山などの上にスライド映写機を置いて、フィルムをセットして、光をつける。父親、母親、兄や姉がスライドの文を読み上げ、弟や妹は絵を見ていた。現在の心理学者によれば、スライド・フィルムは家族の信頼し合える近い関係をつくるのに役に立ったという。

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