父の「前妻」に会いに行ったぼくを、待ち受けていた現実
78歳で倒れ、入院した父。息子で40代の「ぼく」は、父に前妻がいたこと、そして自分の腹違いの兄が存在することを聞かされて以来、家族の過去を調べるようになっていた。父のかつての知人を探し出し、昔のことを尋ねてきた「ぼく」だったが、ある日、ずっとためらってきた「もうひとつの家族」に会うことを決意する。現役証券マンで作家の町田哲也氏が、実体験をもとに描くノンフィクション・ノベル『家族をさがす旅』。